ありがとう　一言言うだけ
こんなに　心が痛む
愛だの　未だ分からない
ただ　流されてくだけ

18の俺はただ　夢にしがみついていた
それぞれの道　歩むのを
寂しくも大丈夫と思っていた

どうして　あの日は
戻ってこないのだろうか
それなら　記憶なんて
消えてしまえばいいのに


同じ夢に向かう人
次第に近づいていく
君との　隙間は増えていく
心が揺れ動いた

「お互いの夢へさ　頑張っていこう」と言った
ずるい俺に君はただ
笑顔で泣いて頷いた

どうして　あの日は
戻ってこないのだろうか
それなら　記憶なんて
消えてしまえばいいのに


君がいなくなって　俺は初めて気付いたんだ
自分の気持ちに　俺は君を─　だけど。


どうして　あの日は
戻ってこないのだろうか　
それなら　記憶なんて
消えてしまえばいいのに

どうして　あの日は
戻ってこないのだろうか　
それなら　記憶なんて
消えてしまえばいいのに

どうして─
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