今日もおんなじ毎日　ただそこに座ってさ
君の目線の先には何もみえないのだけど
コップになんで座っている　そんなことは分からない
世界が生まれたときからそうなってる

君は昔夢を語っていたね
純粋で　理想的で　いいなと思ったよ

コップのフチ子　君は何してるんだい
ちょこんと座ってきょとんとした顔をしているけど
コップのフチ子　君は何してるんだい
だけどそれが幸せの形かもしれない


今日もおんなじ毎日　ただそこに座ってさ
前に後ろもどちらも落ちれば闇の中　
君はコップが何かって　分からず座ってるでしょ
それでいいんだけどね

君の夢は叶わないだろう
見えてない　気づかない　それでいいのかも

コップのフチ子　君は何してるんだい
ちょこんと座ってきょとんとした顔をしているけど
コップのフチ子　君は何してるんだい
だけどそれが幸せの形かもしれない


人は生まれたときから　コップのふちっこに存在する
みんなが集まることで、輪ができ中心ができる
社会というものはまさに　こういうことなんだって
君はいつも「素敵だね」と言っていたね

コップのフチ子　君は気づいてしまった
ふちからも落ちてしまった彼らを
コップのフチ子　君は行ってしまうのかい
その落ちた先にある闇の中へ
コップのフチ子　君の本当の名も
僕も忘れてみんな忘れてしまったけど
コップのフチ子　僕は君のように
生きてみたかったかもしれない

コップのフチッコ　僕は何してるんだい
ちょこんと座ってきょとんとした顔をしているけど
コップのフチッコ　君を忘れていくよ
だけどそれが幸せの形かもしれない
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